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北京のタクシーについてのクチコミ情報

北京のタクシー


お勧め!「2010北京城市地図」
北京市の最新地図。2010年1月1日発行、地質出版社。29.8 x 13.6 x 0.4 cm 。北京ー天津高速鉄道時刻表も掲載。防水加工されており耐久性あり。
市内の移動には続々開通する地下鉄や縦横無尽に走るバスも便利だが、慣れないと使いにくいし行きたい場所にスムーズに行けない。そんなときはタクシーが便利。日本に比べて圧倒的に料金が安いのがうれしい。市内であればどこへでも400円程度で行くことができる。


タクシーの利用方法

運賃体系

タクシーはメーターによる時間距離併用制。北京市ではタクシーのメーターを倒さないといったトラブルはめったにないので安心。こちらが道を知らないとみると遠回りをする運転手もいるようだが、それも極めて稀。北京は道が東西南北の碁盤の目のようになっているので、慣れてくれば回り道されているかどうかもわかる。
乗車料金
 初乗り:3kmまで10元 以降は15kmまでは1kmごとに2元加算。15km以上は1kmごとに3元加算。
(戻りの空車補填のため長距離になるほど高くなる体系になっている。)
深夜料金
 23:00~翌5:00は深夜料金となり20%の割増となる。
高速料金等
 高速道路などの各種通行料金などは乗客の負担。支払い時に現金で渡し必ず領収書をもらう。
北京首都国際空港からの空港高速の料金は、空港からの乗車の場合は現在通行料は無料で、空港へ向かう場合は5元となっている。

 現在北京市内のタクシーの90%で交通カードでの支払いも可能だが、まだ使えないタクシーもあることから確認してから乗車しよう。
 また現金の支払いの場合は、日本同様に小額の支払いに100元札などの高額紙幣を出すと嫌がられる上、下車時に商店などでの両替を迫られたりするので、なるべく小銭か交通カードを準備しよう。

 


タクシー利用における注意点

■タクシーの捉まえ方
市内であればほぼどこでも拾うことができるが、市の中心部では朝夕のラッシュ時は通行規制がありタクシーの乗車が禁じられる場所がある。
 例えば長安街や、交差点から50m以内の地点では乗車が禁じられ、観光地付近でも乗車禁止されることが多い。
 うっかり禁止エリアの乗車が公安に見つかると運転手が多額の罰金を課せられ、それを乗客に請求してくることもあるので禁止エリアの乗車は避けよう。
 大通り上の場合は本線を走る車を止めるのは危険で、たいてい右折車などが走る側道があり、なるべくここを走る車を止める。  また交差点などで止めると後続車にクラクションを鳴されることもあるのでなるべく避ける。
 雨の日の夕刻などは中々つかまらず、ホテルや大きなオフィスビル等のタクシー乗り場で待つのが無難。
 タクシーの捉まえ方は日本と同様で手を挙げれば止まってくれる。

■乗車中
助手席に乗るのが基本だが、後部座席に乗っても差し支えない。荷物が多いときはトランクを開けてもらう。荷物の積み下ろしを手伝ってくれるドライバーもいるがチップは特にに必要ない。
 行き先は、たとえ有名なホテルやビルであっても英語は通じず、中国語で言わないとまず通じないので自信のない人は筆談で伝える。
 なお大使館が多い地区へは、行事や来賓によっては度々臨時の規制が敷かれるので行きたがらない運転手もいる。
走り出したらメーターは必ず倒してもらうこと。滅多にいなくなったが忘れたフリをして法外な請求を受けるなトラブルを避けるためにもメーターは倒してもらう。

■下車時
領収書は必ずもらうようにする。利用料金のほか、タクシー番号、乗車日時、乗車時間・降車時間、走行距離等が印刷されている。忘れ物をした時も領収書があればタクシー会社に簡単に探してもらうことができる。
明らかに回り道をされたと分かるとき、料金相場がわかるようなら交渉もできる。あるいはレシートを確認し、監督電話に連絡する旨を伝えてみる。本当に回り道をしていた場合、慌てて金額を訂正したり言い訳を言ったりすることが多いようだ。
回り道に限らず、北京市内のタクシーの利用でトラブルがあった際には、監督電話を利用できる。助手席前に「服務監督」カードがおいてあり、運転手の顔写真や名前、会社名が記載されている。これらの情報を控えておくか、領収書の情報を参考にしよう。

■白タク
いわゆる「白タク」は以前に比べれば減ったが、空港や駅近くには必ずといっていいほどいる。料金は不当に高い上にトラブル発生時には打つ手がないので、正規のタクシーを利用するようにしよう。
 白タクは通常、普通の車両が使われ車体が塗りわけられておらず、車体上の乗車灯がついていないなどから見分けることができる。
また正規のタクシーには必ず「服務監督」カードが助手席前においてあr、ない場合は白タクと考えてよい。
 ナンバープレートからも見分けられ、北京の正規タクシーは必ず「京B」で始まる。
「京」は「北京籍」の意味で、「B」がタクシー会社のものであることを表す。

■乱暴な運転
中国にはスピードを出しすぎたり、やたらと車線変更したり、車間が極端に狭いなど、かなり乱暴な運転をする運転手が多い。事故を避けるためにも、あまりにひどい場合はゆっくり走ってくれるよう頼むこと。

タクシーのチャーター

タクシー会社の社内規定で料金を定めているが、派遣された運転手との個人交渉により値段を決めることも可能。1日チャーターすれば、乗用車であれば500~700元程度だ。
交渉の内容は紙に書くなりしてきちんと決めておくこと。たとえば、ガソリン代はどちらが負担するか、高速道路代は料金に含むか別途払うかなどを明確にしておく。
タクシー会社やバス会社では、タクシーだけでなく高級車やハイヤー、マイクロバスなどのレンタルサービスも行っている。直接会社に連絡をとるか、旅行会社で手配する。


北京車両手配

主なタクシー会社

北京にはかなりの数のタクシー会社があり、いろいろなデザインの車体のタクシーを見かける。一番多いのは緑色のタイプだが、同じ色でも同じ会社のものというわけではない。どのタクシー会社も料金は同じ。
予約の際は車種の希望や場所、時間を告げる。人数が多い時は複数台を手配するか座席が3列の車両を予約することもできる。

(11年07月記)



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